建築の機能を併せもつ家具
次世代の住環境に何を提案すべきか
概要
近年,住宅の長寿命化のための手法として,スケルトン・インフィルという考え方が広く受け入れられてきている.しかしインフィルは,間取りの変更を可能とするが容易ではなく,日常的な用途変更に対応出来るような程度の可変性は備えていないのが現状である.もっと可変性の高いインフィルが求められている.
そのような問題意識から“ 建築家具”という新しいコンセプト を提案する.建築家具とは,「建築の機能を併せもつ家具」である.建築家具は,がらんとした空間(=スケルトン)に置かれることによって,間取りや生活が成立するような,従来のスケルトン・インフィルを補完するものとなるだろう.
一般に,建物の寿命は,構造躯体の物理的寿命ではなく,居住者の家族構成やライフスタイルの変化に対応できなくなったときに決定される.そこで,躯体(=スケルトン)に比べて寿命の短い,設備や間仕切り(=インフィル)を更新しやすくし,生活の変化に対応できるようにしたシステムのことを,スケルトン・インフィルと呼ぶ . お問い合わせ: www.atelier-opa.com | ||
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